🇺🇸 Dio (ディオ)

レビュー作品数: 1
  

スタジオ盤

Holy Diver (情念の炎~ホーリィ・ダイヴァー)

1983年 1stアルバム

 ロニー・ジェイムス・ディオ、1942年7月10日生まれ、2010年5月16日没(享年67歳)。ヘヴィメタル界屈指のボーカリストで、エルフから引き抜かれてレインボーで活躍。その後一時的に在籍したブラック・サバスでは異色の名盤を作り上げました。そんなロニーがブラック・サバス脱退後に結成したヘヴィメタルバンドがディオです。米国ニューヨーク州で結成しました。
 ブラック・サバスを脱退したロニーが、同じく脱退したヴィニー・アピス(Dr)と共に自身のバンドを結成。ヴィヴィアン・キャンベル(Gt)、ジミー・ベイン(B)を加えてデビュー。プロデューサーはロニーが兼任しています。

 疾走曲「Stand Up And Shout」で始まります。ヴィヴィアンのギターや手数の多いヴィニーのドラムも凄いですが、メタリックなジミーのベースが特にカッコいい。そしてロニーの歌唱力の高さを感じさせます。掴みはばっちりですね。続いて表題曲「Holy Diver」は、イントロの風の音色が壮大な雰囲気を醸し出しています。引きずるように重たいサウンド。「Caught In The Middle」はヘヴィなギターが強烈で、そのサウンドに乗せてメロディアスな歌を滑らかに歌うロニーの歌に聴き惚れます。間奏の、歌うようなギターも素晴らしい。「Don’t Talk To Strangers」は本作のハイライトです。アコースティックギターが奏でる静かで優しい序盤パートは、ロニーが女性や少年のような優しい声で歌います。しかし中盤から激しい楽曲に変貌、この静と動の対比がドラマチックです。ギターソロも凄いですが、この楽曲はドラムが最強です。続く「Straight Through The Heart」もマシンガンのような強烈なドラムに圧倒されます。「Rainbow In The Dark」は古巣のレインボーを思い出しての楽曲でしょうか?イントロのぎこちないシンセにポップさを感じますが、メロディアスな歌メロや、間奏の強烈なギターソロなど聴きごたえのある1曲です。

 単に好みの問題で聴く回数の少ない作品ではありますが、クオリティは高く、ヘヴィメタルファンであれば聴いておいて損のない作品です。

Holy Diver
Dio
 
 

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