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名盤21〜30枚目
ロジャー・ウォーターズがバンドの実権を握り、社会に対して毒を吐きまくるピンク・フロイドで最もロック色の強い1枚。個人的にはこれが最高傑作です。
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ベルリン三部作の2作目で、前作『ロウ』と兄弟のような作品ですね。「僕らはヒーローになれる、一日だけなら」と歌うデヴィッド・ボウイ最高の1曲「”Heroes”」。イケメンジャケットも相まってボウイに理想のヒーロー像を描いてしまいます。
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ロンドンパンクの元祖にして、パンクアルバムの頂点に立つ大傑作です。人を食ったようなジョニー・ロットンのメロディ無視の歌に、攻撃的な演奏。でも現代の感覚で聴くとキャッチーで楽しいロックンロールなんですよね。最高です。
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1st『ラモーンズの激情』にそっくりなジャケットですが、中身的に私はこっちが好みです。荒々しいけど陽気なロックンロールを展開、口ずさみたくなるようなポップでキャッチーな楽曲ばかりで楽しいです。3分満たない楽曲群でサクッと聴けます。
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1st『ピンク・フラッグ』はまだパンク色が残っていますが、本作で急速にポストパンク化を進め、ゴシックロック的な要素も垣間見えます。ダウナーながらもポップセンス溢れるメロディの良さに魅せられます。
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パンクとレゲエという当時最も尖った音楽を組み合わせて登場した、素人を装った実力派揃いのトリオ ポリス。最初の3曲が凄まじく名曲で、他にも名曲はあるものの最初の3曲目当てに聴くことの多い1枚です。
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スタジオ盤を遥かに上回る出来の、ハードロック界でもトップクラスのライブ盤です。マイケル・シェンカーの神懸かったギターソロをはじめ、いきなりライブ盤から入っても十分楽しめるスリリングな作品で、これがあればスタジオ盤は要りません。笑
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私をポストパンクの沼へと引きずり込んだ作品が、確か本作だった気がします。下手くそなのに微塵も感じさせないイアン・カーティスのカリスマ性、強烈なエコー処理によって張り詰めた緊張感と陰鬱な雰囲気を作り出すマーティン・ハネットのサウンドプロダクション、ピーター・サヴィルによるカッコ良いジャケットアートなど、全てが奇跡的に組み合わさってバンドの実力を十二分に引き出した大傑作です。
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米国マーケットを目指してポップ化を遂げつつある演奏に、グラハム・ボネットのがなり声という、一見ミスマッチな組み合わせが最高の化学反応を見せてくれました。レインボー最強の「Lost In Hollywood」がアツすぎます。
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マンチェスターの地にロックのムーブメントを作り出した、DIY精神のパイオニア バズコックス。アルバム前半はキャッチーで疾走感の溢れるポップパンク曲が並び、後半はポストパンク的なひりついた演奏で緩急をつけます。ポップセンスがあって聴きやすい名盤ですね。
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名盤31〜40枚目
ヴォコーダーを通した機械的な歌声のおかげで、40年以上も前の作品なのに古臭さを感じません。口ずさみたくなるようなキャッチーなメロディと、ピコピコ楽しいテクノポップサウンドが魅力的です。
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ベスト盤『グレイテスト・ヒッツ』と悩むところですが、最近はこちらを聴くことが多いです。ビート感の強いオープニング曲やパンキッシュな表題曲等聴きどころは多いですが、特に「Union City Blue」から「Shayla」の流れが魅力的です。
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レゲエのリズムや陽気な雰囲気を取り入れつつ、ポストパンク的な緊張感溢れるサウンドがスリリングで楽しめます。代表曲「Message In A Bottle」をはじめとしてキャッチーなメロディも兼ね備えていて、魅力的な名盤です。
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ノイジーなギターに強烈なグルーヴを生むベース、ドコドコと野性味のあるドラムが緊迫した演奏を繰り広げ、怒鳴るようなジャズ・コールマンの歌声も強烈。ある意味ヘヴィメタルよりもメタリックで、とてもスリリングな名盤です。
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名盤の多いラッシュにおける最高傑作です。プログレ色は残しつつ、次作以降のシンセポップ路線が垣間見えます。最強インスト曲「YYZ」が人気高いですが、個人的にはメロディアスな「Red Barchetta」も同じくらい好きです。
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スコーピオンズ最高傑作にして、私がヘヴィメタルを聴くキッカケになった思い出深い作品です。切れ味抜群のカミソリギターに、美声でメロディアスな歌を聴かせるキャッチーな楽曲の数々。スコーピオンズの売りは哀愁のバラードにありますが、本作は疾走曲に優れた楽曲が多くて嬉しいです。
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暗黒三部作の1作目で、キュアーの作品では一番最初にハマりました。野性味のあるリズム隊とダークサイケなギターが作り出す凶悪なサウンドはとてもスリリングです。
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ボーカルのエリザベス・フレイザーは次作から「天使の歌声」なる極上のファルセットを聞かせるようになりますが、ここでは滑舌の悪いアルトな地声で歌います。この歌声が我が最愛のグループGARNET CROWの中村由利そっくりなのが好きな理由です。演奏は病み気味のダークゴシックで、緊張感に溢れています。
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躍動感のあるリズム隊と小気味良いギターが作り出す爽やかなサウンドと、脱力感のあるモリッシーのなよなよボーカルのギャップ。でもこれが大好きでよく手に取ります。次作と甲乙つけがたい傑作です。
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愛すべき下手くそ、ニュー・オーダー。1曲目からバーナード・サムナーが調子外れな歌を聴かせますが、ピコピコサウンド全開のキャッチーな「The Perfect Kiss」やジョイ・ディヴィジョンの影を引きずる「Sunrise」など聴きどころ満載で、大好きな1枚です。
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