🇬🇧 Ozzy Osbourne (オジー・オズボーン)

レビュー作品数: 1
  

スタジオ盤

Blizzard Of Ozz (ブリザード・オブ・オズ~血塗られた英雄伝説)

1980年 1stアルバム

 オジー・オズボーン、本名ジョン・マイケル・オズボーン。英国バーミンガム出身、1948年12月3日生まれ。ブラック・サバスのボーカリストとして名を馳せますが、重度のアルコール依存によりバンドを解雇されてしまいます。その後ソロへと転向し、発表したソロ第一弾が本作になります。
 オジーをボーカルに、元クワイエット・ライオットのランディ・ローズ(Gt)、元レインボーのボブ・デイズリー(B)とドン・エイリー(Key)、元ユーライア・ヒープのリー・カースレイク(Dr)が参加しています。

 アップテンポの「I Don’t Know」で幕を開けます。メロディがキャッチーで耳に残ります。ギターも良いですが、主張の激しいベースも良い感じ。続く「Crazy Train」はオジーの不気味な叫びから始まります。「アイアイアイアイ…」と強烈で、この始まり方は本作で最もインパクトがあります。非常にヘヴィなベースとドラムのコンボから続けてギターが掻き鳴らされますが、本編は明るいアップテンポ曲。メロディがとてもキャッチーです。間奏のギターソロもまた強烈です。「Goodbye To Romance」はメロウなバラード曲。アコギ中心に優しく穏やかなサウンドに、憂いを帯びたメロディアスな歌が乗ります。これがとても良い曲なのです。続く「Dee」はアコギによる短いインスト曲ですが、これが極上の癒し曲なのです。その後はヘヴィな「Suicide Solution」が続きます。メンバーが元レインボーということもあってか、かなりレインボー的な雰囲気を感じます。
 アルバム後半「Mr. Crowley」ではシンセサイザー全開のイントロから哀愁漂うメロディが乗ります。クラシカルな雰囲気漂う間奏の泣きのギターが凄まじいです。続く「No Bone Movies」はUFOっぽいノリの良いロックンロール。ランディのギターにマイケル・シェンカーっぽさを感じます。そして「Revelation (Mother Earth)」は本作のハイライト。まるで演歌か歌謡曲かといった、大げさなくらいダークで哀愁たっぷりのバラードを聴かせます。サウンドが暗くも美しい…。しかしバラードでは終わらせず、終盤のギターソロを皮切りに疾走曲へと変貌する展開が鳥肌ものです。そのまま途切れず続く「Steal Away (The Night)」はメロディアスな疾走曲です。静と動の対比が良いですね。

 ヘヴィメタル特有の大仰でクサいメロディなので、正直多少の苦手意識もあるものの、名曲揃いの作品です。ブラック・サバス時代とは異なる音楽性ですが名盤だと思います。

Blizzard of Ozz (Expanded Edition)
Ozzy Osbourne
 
 

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 バンド活動の本家。ボーカリストとして活躍。

 
 
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