🇯🇵 パスピエ

スタジオ盤②

やおたくやの脱退と新スタイルの模索

OTONARIさん

2017年 3rdミニアルバム

 ドラマーのやおたくやが脱退、パスピエは4名体制となり、ドラムはサポートメンバー(BOBO、佐藤謙介)ならびに打ち込みで対応。やおの不在を新しいアプローチで補おうとしたのか、これまでの彼ららしくない楽曲が増えた印象です。
 『ONOMIMONO』以来のミニアルバムで、件の作品のようなシンプルなジャケットアートが戻ってきました。

 「音の鳴る方へ」はベースとドラムだけの、跳ねるようなリズム隊で幕を開けるという衝撃。そこに主旋律を奏でるギターが絡んでイントロを終えると、歌はいきなりサビという、とても実験的なアプローチです。歌メロはキャッチーですが、とはいえ1曲目に据えるにはとても挑戦的で、そして変態的な楽曲だと思います。続く「あかつき」は憂いを帯びたメロディを歌うバックでは疾走するというパスピエらしい展開です。でもやはりドラマーが違うと、受ける印象も若干の違和感を覚えてしまう…。「EVE」は変拍子のイントロでフックをかけてきます。大胡田なつきの歌はキュートですが、語感の良い歌詞は幻覚的でもあります。タイトルは頭痛薬のEVEのことで、偏頭痛の視界が揺れる感覚を歌っているようです。キーボードやギターによる味付けも、幻覚的な感覚を生み出すのに一役買っています。「(dis)communication」は打ち込み楽曲。ゆったりと始まりますが、サビだけは成田ハネダの華やかなシンセをはじめ賑やかに盛り上げます。大胡田の歌にはエフェクトをかけて、ダンサブルなサビメロの雰囲気に合わせています。でも、これまでの彼ららしくない楽曲に感じますね。「空」はゆったりとした楽曲で、じっくり聴かせる歌はメロディアス。楽曲に合わせてリズム隊も当然落ち着いているのですが、こういう楽曲で奇をてらったドラムが来ないのが若干物足りない印象は否めません。「ポオトレイト」も打ち込み楽曲。アコギやベースが散逸的に音を鳴らし、小気味良い鍵盤も主旋律は奏でていません。唯一メロディを歌う大胡田がこれらを繋ぎ止めて楽曲を組み立てています。最後の「正しいままではいられない」はご機嫌なアップテンポ曲。パスピエらしい躍動感溢れる演奏に、弾けるようなポップな歌メロ。やはり彼らにはこういう楽曲を求めてしまうんですよね。ラストは三澤勝洸のギターと成田のピアノが楽しげに演奏しながらフェードアウトで終わります。

 実験的なアプローチは個人的に好き嫌いが結構分かれました。落ち着いた楽曲でもせかすようなビートを刻むやおのドラムはパスピエの重要な要素で、本作ではやお不在の穴を埋めきれていないように思います。

OTONARIさん
パスピエ
 
ネオンと虎

2018年 4thミニアルバム

 成田ハネダ(Key)、大胡田なつき(Vo)、三澤勝洸(Gt)、露崎義邦(B)の4人体制は継続。前作にも参加した佐藤謙介(Dr)をサポートメンバーに起用し、2作連続となるミニアルバム形態でのリリースとなりました。

 表題曲「ネオンと虎」で幕開け。成田によるニューウェイヴ全開のシンセサイザーがメランコリックな音色を響かせ、大胡田の囁くような落ち着いた歌声が語感の良い歌詞と相まって心地良さを生み出しています。続いて本作のハイライト「マッカメッカ」。イントロから予測不能のトリッキーな展開がプログレッシブでスリリングです。リズムがコロコロ変わって追いつけないのですが、サビメロは4つ打ちの爽快なビートに早口な歌はとても気持ち良く、変態的な楽曲展開の割にキャッチーさも持ち合わせています。「Matinée」は躍動感あるドラムが心地良いビートを刻みつつ、比較的ゆったりと展開しますが、サビ直前で爽快に加速。ノリが良くてキャッチーなサビメロは口ずさみたくなりますね。ヴァイオリンはゲスト参加の伊藤亜美によるもの。「かくれんぼ」はどっしりとした鈍重な演奏で、オルガンの音色も含めて1970年代ハードロック的な印象です。三澤のギターが楽曲の中心となりますが、これまで以上にエッジが鋭いですね。あまり彼ららしくない楽曲ですが、カッコ良くて魅力的です。続いて、勢いのある爽快なポップ曲「トビウオ」。レトロゲームのようなチープなシンセが、初期パスピエのような雰囲気。歌メロはメロディアスですが、リズム隊がグイグイ牽引するスタイルも初期パスピエのような魅力があります。続く「オレンジ」カシオペア等のようなフュージョン的な演奏を繰り広げ、リズミカルでちょっとファンキーな、ノリの良い演奏が楽しいですね。歌よりも演奏メインといった感じです。ラスト曲「恐るべき真実」はイントロから怒涛のような音が迫り来ますが、ゆったりとした歌が始まる頃には、美しくも神経質に細かく刻むピアノ以外は音数を減らしてシンプルに。それから徐々に楽器は増えますが、中盤唐突にリズムチェンジして別の楽曲のようなリズミカルな楽曲へ変貌。先の読めない楽曲構成はプログレ的ですね。

 初期からのパスピエらしさと新しく挑戦する部分がバランス良く混じった傑作だと思います。「マッカメッカ」が出色の出来ですが、他にも佳曲が揃っています。

ネオンと虎
初回限定盤 (CD+グッズ)
パスピエ
ネオンと虎
通常盤 (CD)
パスピエ
 
more humor

2019年 5thアルバム

 結成10周年を迎えたパスピエによる5thアルバムで、シングルやミニアルバム等の既発曲を一切含まず収録曲全てが新曲となっています。佐藤謙介がサポートとして全面的にレコーディング参加。

 オープニング曲「グラフィティー」はテクニカルかつグルーヴィな疾走曲です。躍動感溢れるリズム隊が際立ち(佐藤のドラムがとてもカッコ良い)、反復を繰り返すミニマルなサウンドに加えて歌も短いフレーズで切られて、しばらく主旋律が不在という印象。激しい演奏と合っていない歌メロをよく聴くと、ほんのり和風な香りが漂います。「ONE」は重たくダークな楽曲です。暗く重厚な演奏に乗る歌は彼らには珍しくヒップホップ的で、ミクスチャーな雰囲気。「resonance」はビート感のあるドラムが爽快ですが、鉄琴やメロトロンのようなひんやりとした質感の鍵盤をはじめ、冷たく透明感のある疾走曲です。間奏では三澤勝洸がメタリックなギターソロを悠々と奏でます。「煙」はキュンキュン鳴るギターが印象的です。パタパタとしたプリミティブなドラムや分厚いコーラスを被せた歌は、秘境のような神秘的な雰囲気を醸していますが、対照的にデジタルでダンサブルな効果音は都会的だったり。「R138」は成田ハネダのキャッチーなシンセサイザーに、彼の敬愛するYMOっぽさが表れています。ノリノリで楽しい演奏に、薄っすら和風が漂う歌メロで、初期パスピエのような弾けた感覚が垣間見えます。「だ」はニューウェイヴ的な華やかさに、ファンクのノリも加えた演奏がとてもダンサブルです。そしてメロディは若干アジアンテイストで歌詞は和風っぽい。ひねくれポップ全開の佳曲です。「waltz」はデジタルな打ち込みサウンドゆえの無機質な冷たさを感じます。大胡田なつきの囁くような歌と三澤のギター(と途中加わる生ドラム)が有機的な温もりを感じさせ、これらが無機質な楽曲の中での救いです。「ユモレスク」は三澤のギターが楽曲を支え、露崎義邦のベースラインも結構心地良いです。そしてサビメロはコーラスが非常に分厚いうえに、幻想的なギターも鳴り響いていて情報量過多な印象。続く「BTB」は終盤よりも序盤に向いていそうな、勢い溢れる疾走曲です。ガチャガチャと猥雑なイントロを終えると、露崎の骨太なベースを軸とした演奏に和風な歌メロを展開。かなり速くて爽快ですね。そして最後はアップテンポ曲「始まりはいつも」。ゲートリバーブを用いたダンサブルなドラムやソリッドなギター、そして派手なシンセサイザーなど、1980年代のニューウェイヴやハードポップを思わせる賑やかな演奏を繰り広げます。ノリノリで楽しい楽曲でアルバムを締め括ります。

 バンドサウンドだけでなく無機質な打ち込み楽曲も増えてきました。個人的にはパスピエにバンドサウンドを期待してしまうのと、序盤の楽曲に引っ張られて冷たく暗いイメージが払拭できず、若干苦手意識があります。後半は結構楽しいんですけどね。

more humor
初回限定盤 (CD+DVD)
パスピエ
more humor
通常盤 (CD)
パスピエ
 
synonym

2020年 6thアルバム

 所属していたワーナーを移り、ユニバーサル ミュージックより自主レーベルNEHAN RECORDSを立ち上げて本作をリリースしました。4th『&DNA』(シングル「メーデー」)以降、シングルのリリースは配信限定となり、本作のリードシングルとなる「まだら」、「真昼の夜」、「SYNTHESIZE」のいずれも配信限定。新たな挑戦に加えてサウンドプロダクションの変化もあり、これまでとは質感が大きく変わり、その結果かボカロ曲っぽい楽曲が多いという印象を受けました。ちなみに「synonym (シノニム)」とは同義語・類義語の意味だそうです。

 「まだら」はミクスチャーのような単調な打ち込みに乗せてゆったりとした楽曲を展開。歌や演奏は時折不協和音というか、不穏なメロディを奏でます。彼ららしさを脱却した意欲的な楽曲ですが、個人的にはこのタイプの楽曲が好みではなかったり…。続く「Q.」は勢いの溢れる疾走曲。メロディは哀愁が漂い、オルガンが主導する演奏も全体的にローファイ気味の荒っぽくチープな質感です。メロディラインにサウンドプロダクション等の楽曲の雰囲気、そして全編を通してキーの高い早口な歌はとてもボカロ曲っぽいです。【歌ってみた】みたいな印象。「現代」はジャジーな演奏を繰り広げフュージョンやAORっぽいですが、歌は独特のメロディ運びです。そのせいか、落ち着いた雰囲気なのにどこか違和感を覚えてそわそわします。大胡田なつきの歌い方や歌声(録音環境のせい?)が変わったのも違和感の理由かもしれません。「SYNTHESIZE」は成田ハネダのシンセサイザーがチープな音色を奏で、ノリの良いリズム隊がダンサブルなビートを刻みます。少し憂いのある大人びた雰囲気を纏いつつ、テンポ速めの早口気味な楽曲は、やはりボカロ曲っぽい雰囲気がするんですよね。「プラットホーム」はイントロから温もりを感じられます。サビに向かって徐々に盛り上がり疾走感を増していく展開はこれまでのパスピエっぽいのですが、サウンドプロダクションのせいか大胡田の歌が若干浮いている感じがしてしまうんです。続く「oto」は歌詞も回文、演奏は逆再生しても同じになるように作られていて、回文にこだわってきた彼らを象徴する楽曲です。更に2020年5月5日という、デジタル表記だとひっくり返して読んでも20200505となる「回文の日(?)」に発表するというこだわりっぷり。サイケデリックでフワフワとした幻覚的な演奏は、デフォルトでも逆再生手法を使っているのではないでしょうか。続く「真昼の夜」は変速かつリズムチェンジを多用した非常にトリッキーなリズムに加えて、酔いそうなほど歪んだサイケな演奏、浮遊感のある大胡田の歌はメロディがあまりにヘンテコ。強烈なインパクトを放つ楽曲です。「Anemone」はノリの良い打ち込みを展開しますが、キーボードは歌メロも暗鬱な雰囲気が漂います。メランコリックな旋律に、無機質な歌唱がボカロっぽい。「人間合格」は露崎義邦のヘヴィなベースが際立ちます。おどろおどろしいイントロや、暗くて緊張感漂う演奏は不安な気持ちにさせます。そして「tika」は和風の歌メロとテクノポップの融合という彼ららしい1曲。でも楽器に民族音楽的な要素が入っていたり、歌唱もはっちゃけ感は減って円熟味があったりと、今現在のパスピエというフィルタを通して初期楽曲とは少し異なる仕上がりです。ラストの「つむぎ」は成田のピアノが神経質な感じを醸し出しますが、それ以外の演奏は明るいトーンで、ベースやドラムはご機嫌な演奏を繰り広げます。サウンドプロダクションのせいか、やはり歌が少し浮いているような感じがします…。

 最終2曲は明るめですが、全体的には暗く重たい雰囲気が漂います。前半の展開は個人的には好みではありませんでしたが、中盤の「oto」や「真昼の夜」はかなり良いです。

synonym
初回限定盤 (CD+Blu-ray)
パスピエ
synonym
通常盤 (CD)
パスピエ
 
ニュイ

2021年 7thアルバム

 前作からちょうど1年ぶりとなる本作。大胡田なつきによると「世界が明るく夜明けを迎えていくといいな」という願いを込めて、フランス語で「夜」を意味する「ニュイ」と名付けたのだそうです。全11曲トータル37分半と、短すぎず長すぎずの丁度良い長さに纏め上げられています。

 オープニングを飾る「深海前夜」は僅か2分足らずの楽曲ですが、強いインパクトを放ちます。成田ハネダの奏でるシンセサイザーがニューウェイヴ感を出しつつも、テンポの速い畳み掛けるようなリズムトラックはダンスチューンに仕立てて、焦燥感を煽ります。歌よりもリズムトラックの目立つスリリングな楽曲です。続く「アンダスタンディング」はアジア感のあるフレーズにパスピエらしさを感じつつ、三澤勝洸のギターが際立ってハードロック感もあります。大胡田の歌は肩の力を抜いた柔らかいトーンですが、かつてより声のハリが無くなったような気もします。「ミュージック」はヒップホップのようなリズム感を取り入れつつも、メロディがあるため単調さは感じず小気味良い印象。露崎義邦のベースが大胡田の歌を支えます。終盤の転調にJ-POPらしさを感じました。「雨燕」は明るいトーンのノリの良いニューウェイヴ楽曲で、ファンクのような小気味良さも兼ね備えています。かつてのパスピエらしい演奏ですが、大胡田の歌は若干冷めたトーン。「影たちぬ」は成田のピアノが哀愁のメロディを奏でますが、1980年代的なドラムがノリの良さで牽引します。囁くような歌はメロディアスで中々良いですね。チャカチャカ鳴らすギターも良い味を出しています。そして「見世物」はパスピエ流プログレといった趣で、イントロのリズムは複雑だしリズムチェンジの嵐。ヘヴィなオルガン主体の演奏もプログレ感を助長、トリッキーでインパクトのある面白い楽曲です。「グッド・バイ」は1980年代風のシンセに打ち込みドラムといったニューウェイヴな味付けが、新曲なのに懐かしい感じがします。ドリーミーでセンチメンタルな歌も懐かしい感覚を後押し。続く「はらりひらり」は実験的な印象。エフェクトのかかった歌は、途中で音を間引いて歌を際立たせたり、かと思えば終盤ではリズムトラックがリードしたり。楽曲構成も独特です。一転して「言わなきゃ」はバンド感のある楽曲で、演奏には躍動感があります。歌はテンション低く低血圧気味ですが、サビでは切り替えて、大胡田得意の高音キーを活かしてキャッチーな印象に仕上げています。ちょっとボカロ曲っぽいかも。「BLUE」は落ち着いた打ち込み主体の演奏に乗せて、エフェクトのかかったような独特の歌声で浮遊感を生み出しています。メロウでゆったりとしつつ、アンニュイな感じも同居しています。そしてラスト曲「PLAYER」。比較的テンポが速くて、無機質さとリズミカルな心地良さを併せ持つ演奏は、サビでは歌をカラフルに彩ります。メロディラインもポップで聴きやすいですね。

 前作『Synonym』は正直馴染めなかったんですが、本作でかつての勢いを取り戻した感じがあります。大胡田の声の調子が良ければ…。

ニュイ
初回限定盤 (CD+BD)
パスピエ
ニュイ
通常盤 (CD)
パスピエ
 
 

ライブ盤

野音ワンマンライブ”印象H”2018.10.6 at 日比谷野外大音楽堂 digest

2019年

 本作はストリーミング限定配信のミニライブアルバムです。タイトルに「digest」とあるようにライブ模様を全て収めているわけではなく、ハイライトとなるであろう5曲がピックアップされ、フェードアウト・フェードイン加工で繋ぎ合わせています。元のライブはアンコール込で23曲披露したようですね。
 時期的には『ネオンと虎』リリース後から『more humor』の間で、メンバーは成田ハネダ(Key)、大胡田なつき(Vo)、三澤勝洸(Gt)、露崎義邦(B)、サポートとして佐藤謙介(Dr)。

 オープニングは「MATATABISTEP」。イントロから成田のド派手なシンセサイザーが盛り上げます。そしてリズム隊も爽快なビートで高揚感を掻き立てます。大胡田の歌はハイトーンなサビメロが息苦しそうですが、ノリノリで時折会場を煽ったり楽しそうです。続いて「トロイメライ」はシンセが時代を感じさせます。原曲よりも若干速めのアレンジで勢いを感じられるので、原曲よりも楽しめます。疾走感がありながらもロマンチックな演奏に乗せて、歌メロも無邪気さと大人びた雰囲気を切り替えながら魅力を振りまきます。間奏での激しい演奏もアツいですね。「マッカメッカ」は疾走感溢れる演奏で血が騒ぎますね。跳ねるようなリズム隊に加えて、早口なサビメロは勢いに満ちていて爽快。唐突にリズムチェンジすると三澤のギターがメロウな3連符を刻み、再加速すると露崎のファンキーなベースが強烈なグルーヴを効かせます。全編通してスリリングでカッコ良いんです。「ネオンと虎」は成田のニューウェイヴ的なシンセが特徴的。メロディアスで語感の良い歌メロも魅力的ですね。そしてライブのラストは「S.S」。躍動感のある演奏はとても気持ち良く、特にベースがゴリゴリ唸り重低音が響いていてカッコ良い。大胡田のパワフルな歌は、キュートな原曲に比べるとかなりアグレッシブな印象。そして途中メンバー紹介を挟んで爽快な楽曲を展開して終了。

 疾走曲は大胡田の歌が少し苦しそうではありますが、臨場感があって楽しいです。僅かに22分半と物足りなさが残り、フルで聴きたくなる魅力があります。笑

野音ワンマンライブ”印象H”2018.10.6 at 日比谷野外大音楽堂 digest
パスピエ
 
 

関連アーティスト

 成田ハネダとUNISON SQUARE GARDENの田淵智也の親交が深く、また同バンドのトリビュートアルバムにも参加しています。

 
 
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