🇬🇧 Pink Floyd (ピンク・フロイド)
目次
ライブ盤
1995年
『対』発売後のツアー模様を押さえたライブ盤で、約2時間半という大ボリューム。この時点のメンバーはデヴィッド・ギルモア(Gt/Vo)、ニック・メイスン(Dr)、リック・ライト(Key)の3名で、サポートミュージシャンを何名も帯同しています。本作は『狂気』全曲再現が目玉で、アルバムタイトルも『狂気』の心臓音が由来と思われます。初回プレスはCDケース側面に赤いLEDが埋め込まれていて、ピカピカと点滅する仕様だったようです。これは元ヒプノシスのストーム・ソーガソンのアイディアだとか。
なおロジャー・ウォーターズ不在で物足りない方は、ウォーターズのソロ名義でピンク・フロイド時代からも選曲されたライブ盤『イン・ザ・フレッシュ』を出していますので、こちらも要チェックですね。
歓声とともに始まる「Shine On You Crazy Diamond (Parts I–V, VII)」はいきなり13分超えの大作。ライトの鍵盤が厳かな雰囲気を生み出すと、そこからのギルモアの渋いギターに魅せられます。メロディアスで美しく泣きのギターを奏でて、込み上げてくるものがあります。本来ウォーターズが歌う部分はこのライブではギルモアが歌い、コーラス部隊も充実していますが、それでもウォーターズ不在が少し寂しいところ。演奏の良さでカバーですね。シド・バレット時代の「Astronomy Domine」はノイズ混じりのイントロから迫りくるベース・ドラムがスリリングです。ダイナミズム溢れる緊迫した演奏はスリリングですが、毒気のあるメンバーが抜けたこともあるのか部分的に綺麗な音で聞こえます。「What Do You Want From Me」は当時の最新作からの選曲ですが、メロウな演奏と影のある歌メロ、ゴスペルっぽいコーラスワークにより『狂気』あたりの楽曲と並べても違和感なさそうですね。円熟味のある「Learning To Fly」ではギルモアのしゃがれた歌声が中々良い。終盤はパーカッションが楽しげです。「Keep Talking」は歌メロパートよりも、ノリの良いリズムに乗せてシンセソロを披露する間奏の方が楽しいかも。歌の途中で唐突に入るトーキングモジュレーターに驚かされます。「Coming Back To Life」はリラックスしたメロウなギターに癒やされますね。渋い歌を披露した後、ドラムが加わって急に賑やかな雰囲気に。そして「Hey You」ではアコギのアルペジオから陰鬱な歌メロを展開。寂寥感のあるメロディとギルモアのしゃがれた歌声で、渋い哀愁を醸し出します。間奏はとてもドラマチックで、そして終盤キーを上げて歌う部分は感情たっぷりで染みます。「A Great Day For Freedom」は絶望的な悲壮感に満ちていますが、その後の優しく穏やかなパートがゆったりと癒やしてくれます。後半のギターソロも味がありますね。「Sorrow」では冒頭2分ほど渋い渋いギターソロを披露。サポートのガイ・プラットによるベースもカッコ良いです。鐘が響き渡ると「High Hopes」が始まり、一気に緊張が高まります。重厚で厳かな雰囲気の中、ダークで暗鬱な歌が渋い。終盤はギルモアのギターソロが天へ天へとどんどん駆け上り、オーケストラも楽曲を盛り上げ、とても壮大です。そして電話の呼出音やヘリコプターの効果音から「Another Brick In The Wall, Part II」が始まります。ウォーターズが歌っていないからか、歌はどうにも物足りない印象ですが、後半のファンキーな演奏アレンジは結構面白いです。
ここからDisc2、ライブ後半へ。歓声の中「Speak To Me」を皮切りに、本作の目玉となる『狂気』全曲再現の幕開けです。心臓音と時計のチクタク音が響き渡ると「Breathe (In The Air)」へ。メロウでムーディな演奏は、ダークながら心地良い浮遊感を与えてくれます。原曲と同じギルモアのボーカルなので安心して聴けますね。続くインストゥルメンタル「On The Run」でひたすら飛べます。トリップ感のあるスペイシーなサウンドに心地良く浸っていると、爆発音から時計のベルが鳴り出して「Time / Breathe (Reprise)」へ。残響音が奥行きを感じさせるダークなイントロを経て、円熟味を増した渋い歌声でメランコリックな歌メロを聴かせます。「The Great Gig In The Sky」はライトの弾くピアノが原曲よりもゆったりとしていて、落ち着いていてよりジャジーな感じ。スキャットをこなす女性はサマンサ・ブラウン、デュルガ・マクブルーム、クローディア・フォンテーヌの3人が代わる代わるソウルフルな歌唱を披露します。「Money」はベースリフが結構強烈。原曲とは異なる叩き方をするドラムが、個人的には悪い方に働いている印象。途中即興的な演奏も交えています。「Us And Them」は円熟味のある演奏によって、よりムーディになりました。鍵盤もサックスも渋くて味があり、おしゃれなバーで流れていそうです。「Any Colour You Like」はアレンジを大きく変え、ファンクっぽさが前面に出ています。ライトの弾くスペイシーな鍵盤は相変わらずですが、グルーヴが強いですね。そして「Brain Damage」では暗鬱な歌メロからゴスペルのようなコーラスで美しく盛り上げます。不気味な笑い声の効果音からライブのラスト「Eclipse」へ。ゆったりとした歌をソウルフルなコーラスが引き立て、美しく終わります。
『狂気』全曲再現を終えると、アンコールとして名曲が控えています。「Wish You Were Here」はアコギでシンプルに始まりますがやはり美しい。哀愁に満ちた歌メロは会場が大合唱するので一体感を得られます。みんな大好きですね。アンコールから始まる「Comfortably Numb」はイントロからダークで神秘的です。原曲より更にテンポ遅くゆったりと進行。ウォーターズがいないため歌はやや魅力減ですが、見せ場であるギルモアの泣きのギターは健在で、長尺ギターソロを堪能することができます。そしてラストは「Run Like Hell」。中々始まらないギターで焦らしたあと、軽快なドラムによって開幕。若干ギターの切れ味が悪かったり、歌が野太くてむさかったりするので笑、楽曲が引き伸ばされていることが若干冗長に感じて少し残念な仕上がりです。
目玉となる『狂気』全曲再現、歌は老いた感じですが、ジャジーな演奏は円熟味を増して中々心地良いです。それ以外の選曲については、個人的にロジャー・ウォーターズが大好きなこともあり、彼の不在がどうにも物足りなくてこの点数にしました。ウォーターズ以外のメンバー3人は揃っているんですけどねー。
編集盤
2001年
本作はピンク・フロイドの全キャリアを網羅したオールタイムベスト盤です(1曲も収録されなかったアルバムもいくつかありますが)。ロジャー・ウォーターズ(B/Vo)が脱退してしばらく経ちますが、選曲にあたってはウォーターズ、デヴィッド・ギルモア(Gt/Vo)、リック・ライト(Key)、ニック・メイスン(Dr)の4人が選曲に関わっているのだそうです。楽曲は年代順ではなくランダムに配置されていますが、「Astronomy Domine」で始まり「Bike」で終わる構成は『夜明けの口笛吹き』を踏襲していて、天才シド・バレットへの深い思いが表れています。
ピンク・フロイドは多くのオリジナルアルバムがコンセプト仕立てになっているのでベスト盤なんて不要…と言いたいところですが、ジェイムズ・ガスリーの編集により全ての曲間を繋げる処理が施されているため、ベスト盤ながらも凝ったつくりで緩やかな統一感が得られています。
ジャケット写真の手前右壁面には暗がりに不気味な仮面(ザ・ウォール)が並び、窓の桟には牛(原子心母)と豚(アニマルズ)、奥の部屋にはベッド(鬱)やオブジェ(対)等々、歴代ジャケットアートをオマージュしたアートワークになっています。
Disc1は「Astronomy Domine」で開幕。バレット在籍時のサイケ期ピンク・フロイドの名曲です。恐ろしいほど緊張に満ちていながら、それでいて怪しげな浮遊感も感じさせます。メイスンのドラムがダイナミックですね。続く「See Emily Play」は怪しさ全開のサイケな演奏を繰り広げつつも、耳に残るキャッチーな歌メロが特徴的な楽曲です。デヴィッド・ボウイもカバーしています。そして時代は『ザ・ウォール』へ飛んで「The Happiest Days Of Our Lives」へ。ヘリコプターのSEから怒鳴り声、そして怪しくもグルーヴィな演奏と卑屈な歌を繰り広げて、大ヒット曲「Another Brick In The Wall (Part II)」に繋ぎます。ノリの良い演奏に、子どもの無垢なコーラスで「僕たち勉強したくないよ 僕たち思想統制を求めていないよ」と過激な歌詞を放ちます。耳に残るメロディですね。そして大作「Echoes」は編集によって23分半→16分半と大きくカットされています(それでもボリュームはありますが)。水滴が響くような、あるいはソナー音のような神秘的な響きから、憂いを帯びた暗鬱なメロディが心地良くて癒やされますね。中盤はライトの弾くハモンドオルガンをはじめひたすら淡々と反復しますが、ゆっくりとサイケな世界を旅するかのよう。そしてイルカの鳴き声のような甲高い音が響くと空気が変わり、神秘性を保ちながらどんどん緊張を高めていきます。終盤に向けてスリリングになる演奏、最終盤は緊張を緩和するかのような美しいメロディと上昇するような音で締め括ります。「Echoes」の長い旅路から現実に引き戻すのは「Hey You」。暗鬱なアルペジオに乗せて歌う哀愁漂うメロディは、聴いていると切なさが染み渡ります。ギターも泣いていますね。そして「Marooned」はギルモア期のインスト曲。メロウで瞑想的な演奏に浸っていると、落ち着いたピアノ演奏による「The Great Gig In The Sky」が始まります。ゲストボーカルのクレア・トーリーのスキャットが際立つ楽曲ですが、何気にバタバタとダイナミックなメイスンのドラムも聴きどころです。そして初期の楽曲「Set The Controls For The Heart Of The Sun」。RPGで古代遺跡を探索しているときに流れるBGMのような、霊的で怪しげな演奏が繰り広げられます。不気味な緊張が張り詰めていて、やけにスリリングな楽曲です。そして名曲「Money」。私がピンク・フロイドにハマるキッカケとなった楽曲です。レジスターやコインの音と合わせてウォーターズのベースが7拍子を刻み(途中から4拍子)、ギルモアの歌うメロディは偏屈ながら妙にキャッチーで口ずさみたくなります。中盤のサックスソロは渋くもノリノリだし、テンポアップする演奏もスリリングで魅力的ですね。「Keep Talking」はギルモア期の楽曲で、ギルモアの渋い歌と女性コーラスの掛け合いが特徴的。また、トーキングモジュレーターが使われています。「Sheep」はスリリングな名曲。穏やかなオルガンに硬質なベースリフが迫り、そして突如始まるウォーターズの攻撃的な歌唱。緊張感に満ちたハードな演奏ですが、躍動感も合わせ持っていてやけにノリが良いんです。ダークな雰囲気が付き纏いますが、終盤は激しさを維持しながら明るい雰囲気へと変わります。そしてヘヴィなギターを唸らせ「Sorrow」へ。渋いイントロを終えると、力強いドラムがメロウで渋い歌を支えます。実は歌よりもギターソロの方が味があって魅力的だったり。
Disc2のオープニングは「Shine On You Crazy Diamond (Parts I–VII)」。オリジナルアルバムではParts I–VとVI-IXに分かれていますが、これらのうちParts I–VIIを披露。完全版ではないものの17分半あり、「Echoes」が短縮されて16分半に収まったことから、本楽曲が本ベスト盤で最長の1曲となります。寂寥感のあるキーボードをバックに、哀愁を漂わせるギルモアのギターが渋くて味がありとても素敵。ピンク・フロイドでも屈指の名演なのですが、それすら「7分半もある長いイントロ」と思わせてしまう、ウォーターズの歌もまた強い存在感を放ちます。去ってしまったバレットへの想いを馳せる歌と演奏が非常に切ない。歌を終えた後のサックスもまた渋いこと。そして風が吹き荒ぶSEをバックに、終盤はライトのキーボードが主導します。暗鬱でメロディアスです。そしてフェードアウトしながら「Time」の時計音がチクタク始まり、そしてベルが一斉に響き渡ります。このショッキングなイントロから始まるダークな演奏には鳥肌が立ちますね。ギターソロも魅力的で演奏が素晴らしいのですが、それと同じくらいに歌詞がまた良いのです。時間が有限で大切なものだと思い知らされます。そして「The Fletcher Memorial Home」はウォーターズが亡き父を想って書いた哀愁漂う楽曲です。悲痛に満ちた歌が優美なオーケストラに彩られています。続く「Comfortably Numb」はピンク・フロイドでも屈指の名曲。麻痺した身体が心地良いと歌う暗鬱な歌メロが痛ましいですね。そして何と言ってもギルモアのギターソロ。哀愁たっぷりの泣きのギターがあまりに美しく、彼のベストプレイでしょう。「When The Tigers Broke Free」は映画『ピンク・フロイド ザ・ウォール』のサントラに収録された楽曲で、『ファイナル・カット』リマスター盤に追加収録されました。分厚いコーラスは荘厳な雰囲気を醸し出します。続いて名インスト曲「One Of These Days」。ウォーターズとギルモアが淡々と刻み続けるベースリフがとてもスリリングで、ハモンドオルガンが楽曲を彩ります。「Us and Them」はジャジーで落ち着いたメロディアスな楽曲で、サックスも味がありますね。歌は哀愁を醸し出し、サビメロはとてもドラマチックに盛り上げます。このまま『狂気』の流れで「Any Colour You Like」が続くことを期待してしまいますが、ギルモア期の「Learning To Fly」で雰囲気をガラリと変えます。AOR的な、落ち着いているけど程良いキャッチーさもある楽曲ですね。そしてバレット時代の楽曲「Arnold Layne」。前曲からの音質の落差が激しいです。笑 サイケですがフォークのような牧歌的な優しさも感じられるポップな楽曲です。そしてピンク・フロイド屈指の名曲「Wish You Were Here」。前曲でバレット時代の楽曲を引っ張ってきて彼を思い出したタイミングで、バレットへの想いを馳せるこの楽曲に繋ぐ流れが良いですね。アコースティックでシンプルな演奏に乗せて、ギルモアによる寂寥感たっぷりの哀愁の歌がとても染みます。あまりに美しい楽曲です。サイケ感が強い「Jugband Blues」をラリったように聴かせると、鐘が響き渡り、終盤に相応しい「High Hopes」へ。荘厳な雰囲気で気が引き締まります。とにかく重厚で、暗くメロディアスな歌も救いを感じられませんが、アウトロのギターだけは天を舞うようで最後に救いを与えてくれます。そしてチリンチリンとラスト曲「Bike」へ。サイケデリックな演奏に乗せて歌うバレットは楽しげですが、どこか狂気を感じます。
曲間なく繋がっていることでアルバムとしての纏まりが生まれ、完成度は高い印象です。その一方でベスト盤でありながら好きな曲だけ聴くという聴き方が(なんとなく心理的に)しづらく、ボリュームが多いことも相まって多少気合がいるため、オリジナルアルバムよりもハードルが高いような気さえします。笑 初心者向けではなく、ある程度のファンがキャリアを振り返るのに適した作品ではないでしょうか。初心者は『狂気』から入るべきでしょう。
Boxセット
外装:
内容:
価格:
総合:
収録作品
評 価 | タイトル | 商品情報 |
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75点 | The Piper At The Gates Of Dawn (夜明けの口笛吹き) | 1967年 1stアルバム 2011年リマスター |
40点 | A Saucerful Of Secrets (神秘) | 1968年 2ndアルバム 2011年リマスター |
60点 | More (モア) | 1969年 3rdアルバム 2011年リマスター |
45点 | Ummagumma (ウマグマ) | 1969年 4thアルバム 2011年リマスター |
75点 | Atom Heart Mother (原子心母) | 1970年 5thアルバム 2011年リマスター |
80点 | Meddle (おせっかい) | 1971年 6thアルバム 2011年リマスター |
65点 | Obscured By The Clouds (雲の影) | 1972年 7thアルバム 2011年リマスター |
90点 | The Dark Side Of The Moon (狂気) | 1973年 8thアルバム 2011年リマスター |
90点 | Wish You Were Here (炎~あなたがここにいてほしい) | 1975年 9thアルバム 2011年リマスター |
95点 | Animals (アニマルズ) | 1977年 10thアルバム 2011年リマスター |
85点 | The Wall (ザ・ウォール) | 1979年 11thアルバム 2011年リマスター |
70点 | The Final Cut (ファイナル・カット) | 1983年 12thアルバム 2011年リマスター |
60点 | A Momentary Lapse Of Reason (鬱) | 1987年 13thアルバム 2011年リマスター |
75点 | The Division Bell (対/TSUI) | 1994年 14thアルバム 2011年リマスター |
ピンク・フロイドの、当時の全オリジナルアルバムを網羅した14作品/16枚組の大ボリュームBoxセットになります。なお本作の後にラストアルバム『永遠/TOWA』をリリースしたため、これだけ入っていません。本作と『永遠/TOWA』を買えばオリジナルアルバムをコンプリートできます。
外箱はしっかりとした作りになっていて、長方形の長辺はCD2枚分を中に収められるサイズ。各作品は紙ジャケと呼べばよいのかデジパックと呼ぶべきか。レコードを忠実に再現したわけではないようですが、1作品ごとクオリティの高いパッケージです。但し保護スリーブは付いていませんので、別買いしたほうが良いかもしれません。なお、写真満載のブックレットが付属しています。
各作品のレビューは重複のため本項では割愛しますが、名盤だらけのピンク・フロイド。一聴しただけでは良さがわかりにくいものの、聴けば聴くほど虜になっていく、そんなスルメのような作品ばかりです。
価格は2019年5月現在で新品2.2万円程度(輸入盤マーケットプレイス)。発売当時の輸入盤は1.5万円くらいでかなり割安だったと記憶しています。時期により高騰したり落ち着いたりしていますので、安値で見かけたら購入したほうが良いかと思います。実店舗であれば探せば売っているのでは…?または中古でしょうか。2万円程度なら1作品あたり1500円弱なので買いだと思います。
トータルでは非常に満足のいく商品です。私は既に半分近く旧盤を持っていましたが、名盤の多さにこちらを購入。結果、知らなかった作品も名盤ばかりでとても満足のいくBoxセットでした。
左:輸入盤。レビューはこちらになります。
右:国内盤。リリース時は対訳だけなのに倍くらいの価格差があって割高感がありましたが、輸入盤が高騰している時期だったら、こちらも選択肢になるかもしれません。
関連アーティスト
ロジャー・ウォーターズの脱退後ソロ活動。
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