🇳🇴 Lene Marlin (レネ・マーリン)

レビュー作品数: 1
  

スタジオ盤

Playing My Game (プレイング・マイ・ゲーム)

1999年 1stアルバム

 ノルウェーのシンガーソングライター、レネ・マーリン・ペーダーシェン。1980年8月17日生まれ。1998年に弱冠18歳にして、邦題「天使のように」で知られるシングル「Unforgivable Sinner」でデビューします。翌年フルアルバムとなる本作をリリースし、180万枚以上を売り上げたそうです。ハンス・Gとジョーン・ダールによるプロデュース。

 アルバムは「Sitting Down Here」で開幕。アコギの音色が爽やかな印象の、穏やかなポップソングです。レネのあどけなさの残る柔らかい歌声が、優しい曲調と合わせて癒してくれます。続いて表題曲「Playing My Game」。憂いを帯びていて、今にも消えてしまいそうな儚い雰囲気。優しいサウンドでアコギの音色がすっと入ってきます。でもタイトルを背負うには少し地味な印象です。そして彼女の代表曲にして本作のハイライト「Unforgivable Sinner」。イントロから哀愁漂う切ないサウンドで、そしてレネのメランコリックな歌唱でメロディアスな歌が染み入ります。この切ないメロディがとても良くて、ギターがこのメロディを引き立てます。この美しくも儚い1曲に魅せられて本作を聴こうと思いました。「Flown Away」は静かで淡々としていますが、後半は幻想的な盛り上がりを見せます。ひんやりとしつつも温もりを感じさせ、雪景色を連想させます。やや地味なポップ曲「The Way We Are」を挟んで、「So I See」は華やかなストリングスが目立つ1曲。他の楽曲に比べ抑揚のあるメロディも、キャッチーな印象を抱きます。「Maybe I’ll Go」は波の音、アコギ、ピアノとサウンドで魅せてきます。ゆったりとした歌はエコーがかかって幻想的です。「Where I’m Headed」はリズミカルで明るいポップソング。爽やかなサウンドと明るくも儚い歌声で、中々好みの1曲です。透明感のある歌声はこういう明るい曲調で活きてくる気がします。明るくも少し憂いのあるポップ曲「One Year Ago」に続き、ラスト曲「A Place Nearby」。静かでしっとりとした雰囲気です。

 透明感のある歌声は美しくて癒されます。アルバム前半から中盤にかけて静かで淡々とした楽曲が多く、少し冗長な印象もあります。その中でメロディアスでキャッチーな楽曲が光り、特に代表曲「Unforgivable Sinner」が突出しています。

Playing My Game
Lene Marlin
 
 
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