目次
はじめに
ロックでない作品も多分に含まれていますが、個人的な名盤を100作品選んでみました。大半の作品はアーティストの紹介ページに詳細レビューを記載していますので、合わせてどうぞ。並びは年代順です。
※2022年8月11日改訂しました。
名盤1〜10枚目
ジャズをほとんど知らない私が愛聴する、ジャズの定番中の定番にして聴きやすい名盤です。躍動感のある1曲目「St. Thomas」から引き込まれます。
ソニー・ロリンズの紹介ページはこちら。
日本語ロックの元祖として名高い作品ですが、フォーキーで昔懐かしい昭和レトロな香りが魅力です。時折聴きたくなります。
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毒気が強くて、本当は恐ろしい寓話みたいな世界観。ピーター・ガブリエル時代では『眩惑のブロードウェイ』に次いで好きな作品で、特に「The Musical Box」が大好きです。
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ラフで緩い雰囲気が漂う、バラエティ豊富なローリング・ストーンズ最高傑作です。キース・リチャーズの歌う「Happy」が特に好き。
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異星人ロックスターのジギー・スターダストに扮して歌う、デヴィッド・ボウイの最高傑作。シンプルな楽曲アレンジですがとてもメロディが良くて聴きやすいです。
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ラテンの香りがほんのり漂うジャズフュージョン作品です。ジャケット写真のようにまったりと優雅なイメージで、それでいて時折スリリングな演奏も楽しめます。
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アルバムに僅か3曲しか入っておらず、20分・10分・10分という1曲の長さにビックリですが、構成力の高い楽曲とスリリングな演奏バトルで大作も飽きずに聴けます。
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ハードロックバンドの元祖として名を馳せるレッド・ツェッペリンですが、ハードロック色が薄くてリラックスして聴ける本作が一番好みだったりします。バラエティ豊富でキャッチーな楽曲群は魅力的です。
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世界一のロングセラーアルバムにして、私がロックを探求しようと思うキッカケにもなった思い入れのある名盤です。仕掛け満載のサウンドは楽しいし、「Time」の「ある日お前は10年の月日が過ぎ去っていたことに気づく 誰もいつ走ればいいのかなんて言わなかったし、お前はスタートのピストル音も逃したのだ」などの深い歌詞も印象的。
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顔面のカミナリマークが強烈なインパクトを放つ、デヴィッド・ボウイのグラムロック期名盤ですね。全体的に荒っぽい演奏ですが、表題曲で見せるマイク・ガーソンの美しく狂気的なピアノも印象的。メリハリがあって魅力的な作品です。
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名盤11〜20枚目
通称『赤盤』。ビートルズ前期、ロックンロールを奏でていた頃から徐々にサイケを取り入れ始めた変遷が見れます。街中やテレビなどでも耳にする楽曲が多いからか、録音は古臭いですがポップセンスは今でも普通に受け入れられますね。名曲揃いです。
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通称『青盤』。ビートルズ後期、ロックの可能性を大きく広げたバラエティ豊かな楽曲が収められています。ジョン・レノンとポール・マッカートニーだけでなく、ジョージ・ハリスンも頭角を現し、リンゴ・スターの楽曲も収録と、メンバーそれぞれの個性が楽しめます。個人的には『赤盤』よりもこちらの『青盤』派。
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20分クラスの大曲が4曲並んだ長大な作品で、真剣に聴くには冗長だし、けれど聞き流すには勿体無い美メロの宝庫。そんな二面性も含めて80分超の旅に連れて行ってくれるので個人的にはイエスの最高傑作だと思っています。
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キング・クリムゾンのスタジオ盤最高傑作。険悪だったメンバー仲を示すような不穏なジャケ写に、1曲目からアクセル全開で爆走する「Red」、そしてキング・クリムゾン最高の楽曲「Starless」など、メタリックで緊迫した楽曲群はどれも魅力的です。
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ジェネシスの最高傑作なだけでなく、全てのプログレの頂点に立つ作品だと信じてやみません。難解なロックオペラですが、アルバムトータルのクオリティが高いうえに所々見せ場となる名曲が素晴らしい。全体的にダークな雰囲気ですが、底抜けに明るいラスト曲「It.」で大団円を迎えると、聴き終えたという満足感が凄いです。
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ベスト選曲に加えて、スタジオ盤を上回るスリリングな演奏バトルなのでとても聴きごたえがあります。攻撃的な楽曲はライブで更にメタリックかつ暴力的になり、それでいて「Exiles」のような美しい楽曲もあったり充実しています。
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仕掛け満載の前作に比べるとシンプルですが、内省的であまりに美しいメロディを持つ「Wish You Were Here」や、デヴィッド・ギルモアのギターがあまりに素晴らしい「Shine On You Crazy Diamond」など魅力たっぷりで大好きな作品です。
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ピーター・ガブリエル脱退の危機的状況において、トニー・バンクスが旗を振って作った非常に気合いの入った1枚。静と動の対比、アルバム全体の統一感などとにかく完成度が高く、『眩惑のブロードウェイ』に次ぐ傑作アルバムです。
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ベルリン三部作の1作目。前半に歌もの、後半にインストゥルメンタルを据えた構成で、全編を曇り空のような哀愁が覆います。寒々しくて荒廃した雰囲気がたまらない傑作で、最高傑作『ジギー・スターダスト』に勝るとも劣りません。
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