Punk Rock/Garage Rock

パンクロック/ガレージロック

パンクロック/ガレージロックってどんな音楽?

 パンクロックとガレージロックは音楽性が比較的似通っているため、こちらで纏めて取り扱います。いずれもシンプルなロックンロールに回帰する音楽を奏でます。
 「ガレージロック」はローファイな環境で荒々しい音を鳴らすロック、「パンクロック」はシンプルなスリーコード中心で、ロックンロールからブルース色を排除し、攻撃的でアップテンポ…といった特徴が見られます。なお、パンク好きな人のことを「パンクス」と呼びます。
 

パンクロック/ガレージロック入門盤5選

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パンクロック/ガレージロックのアーティスト一覧

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パンクロック/ガレージロックの歴史

 1960年代半ばに米国デトロイトを中心に起こった「ガレージロック」。文字通りガレージ(車庫)で練習していたアマチュアバンドが多かったことが由来です。英国からビートルズローリング・ストーンズ等のバンドが押し寄せた「ブリティッシュ・インヴェイジョン」に影響を受けた米国の若者たちが、初期のロックンロールに回帰し、ローファイな環境で荒々しい音を奏でました。
 何度かリバイバルムーブメントはあったようですが、2000年代初頭に、ストロークスホワイト・ストライプスらによって「ガレージロック・リバイバル」としてブームが再燃し、続いて起こる「ポストパンク・リバイバル」とともに、ヒップホップ勢に押され気味だった音楽界にロックを再興させました。
 
 「パンクロック」とは「チンピラ・不良のロック」の意味。元々は反体制的な音楽を奏でるバンドを指した言葉で、特定の音楽性を指したものではありませんでした。
 1970年代半ば頃、米国ニューヨークではヴェルヴェット・アンダーグラウンドを祖にアート的なアプローチを奏でるバンドや、ガレージロック勢に影響を受けたバンドがアングラで活躍していました。そんなニューヨークパンク勢のうちの一つラモーンズの英国公演で火が付いたのが英国ロンドンでした。オイルショックで不況の真っただ中にあった英国では、その怒りの捌け口としてパンクロックが大流行します。ここでパンクロックの音楽的なスタイルが確立し、また破けた服を安全ピンで止めたり、髪を逆立てるヘアスタイルなど、ファッションとしてのパンクも確立しました。特にセックス・ピストルズがカリスマ的な人気を誇りムーブメントを牽引しましたが、1978年の解散とともにロンドンパンクのブームは下火になり、ポストパンク/ニューウェイヴに変わっていきます。
 本家米国では英国ほどの大きなムーブメントは起こらないまでも、アングラでは1980年代にパンクロックを更に激しくした「ハードコア・パンク」が流行。その後、生粋のパンクスであるカート・コバーン率いるニルヴァーナがグランジ・オルタナティヴムーブメントを牽引し、1990年代初頭には音楽界がアングラな音楽に注目する下地ができました。そこで1990年代にパンクの派生形である「ポップパンク」や「メロディック・ハードコア(通称メロコア)」といったジャンルでグリーン・デイオフスプリングらが大成功します。
 ジャンルが細分化されるくらいに、パンクロックは現在においても一定の地位を保っています。