🇺🇸 Blink-182 (ブリンク182)

レビュー作品数: 1
  

スタジオ盤

Enema Of The State (エニマ・オブ・アメリカ)

1999年 3rdアルバム

 ブリンク182(ワンエイティートゥー)は米国カリフォルニア州のポップパンクバンドです。マーク・ホッパス(Vo/B)、トム・デロング(Vo/Gt)、スコット・レイナー(Dr)の3人で結成、本作の前にスコットが脱退してトラヴィス・バーカー(Dr)が加入しています。
 グリーン・デイやランシドを手掛けたジェリー・フィンをプロデューサーに迎えて制作された本作は、全米500万枚以上、全世界で700万枚以上を売り上げました。裸で街中を駆け回るお馬鹿なPVが衝撃です。アメリカって定期的にこういうお馬鹿なバンドを輩出しますね(褒め言葉)。看護師のジャケット写真が強烈なインパクトを放ちますが、モデルはポルノ女優のジャニーン・リンデマルダー。

 「Dumpweed」で開幕。これから始まるぞと高揚感を煽るイントロから、一気に惹き込まれる疾走曲です。高速ドラムの疾走具合が気持ち良く、適度に緩急つけてスリルを生んでいます。続く「Don’t Leave Me」も疾走。歌メロが始まるとメタリックなベースが強烈にリードします。デデデデッと刻むギターも印象に残ります。「Aliens Exist」は小気味良いギターリフがノリを生み出し、キャッチーな歌メロも印象的。そのまま間髪入れずに続く「Going Away To College」とアップテンポ曲が続きます。「What’s My Age Again?」ではテンポは速いものの、少し影のあるメロディアスな楽曲を披露。PVでは全裸で街中を駆け回ります。「Dysentery Gary」は全体的にメタリックなサウンド。ゴリゴリベースに、高音を奏でるギターがカッコいい。「Adam’s Song」はサビ以外は音数が少ないですが、その中で様々な表情を見せるテクニカルなドラムが魅力的。歌はメロディアスで、サビはコーラスに彩られて神々しさも見せます。そのまま続く「All The Small Things」はシンプルでかつキャッチーなメロディが印象的。「ナナーナナー…」のコーラスも気持ち良いですね。「The Party Song」は超速の楽曲に乗せた早口な歌が強烈。「Mutt」はイントロで無骨なドラムから楽器が増えて一気に音が広がっていきます。音割れ気味のメタリックなサウンドに荒々しさも垣間見えますが、メロディはポップ。「Wendy Clear」は前曲よりノイジーさを増した疾走曲。途中のゴリゴリベースはカッコいい。ラストの「Anthem」は最後に相応しくキャッチーでかつ壮大さを感じるメロディと、そんなメロディには相応しくない超速疾走ドラムのちぐはぐ感で、強いインパクトを残して終わります。

 疾走曲が多く、全体的に軽快で元気を貰える作品です。35分でさくっと聴けます。

Enema Of The State
Blink-182
 
 
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