🇯🇵 COOL&CREATE (クール・アンド・クリエイト)

レビュー作品数: 1
  

同人作品:東方アレンジ

Flowering ERINNNNNN!!

2007年 12thアルバム

 COOL&CREATEはビートまりお(Vo/Arr)とあまね(Vo/Lyrics)による同人サークルです。1998年頃からビートまりお単独で活動を開始、2003年頃にあまねが加入。2004年の『東方ストライク』以降、東方アレンジにシフトしていきます。
 本作はサポートとして同人音楽ユニット石鹸屋からhellnian(Dr)、秀三(Gt)、イノ(B)、まこっちゃん(Mix)、狐夢想屋から狐夢想(Key)、とどのつまり亭のmyu314(Arr)ほか様々なメンバーがサポート。ライブ録音2曲と、スタジオライブ録音が含まれる作品で、ニコニコ動画最盛期を知る人にはお馴染みの名曲「Help me, ERINNNNNN!!」を収録しています。ジャケット写真はあまねによる蓬莱山輝夜のコスプレ。

 大歓声に包まれて、「恋色マスタースパーク」アレンジの「レザマリでもつらくないっ! (Live ver.)」で幕開け。ブートのような音質の悪さは手作り感がありますが、ノリノリで勢い溢れる演奏に、少年のような若々しい声で歌うビートまりおも絶好調です。
 続く「ラクト・ガール (Live ver.)」は「ラクトガール ~少女密室」のアレンジ。バスドラムがズンズン響き、静かな演奏の中で歌メロがリードしますが、ライブにも関わらず上手いです。メランコリックなメロディで浸れますね。ここまでライブ録音でした。
 ここからスタジオ録音です。「drizzly rain」は前曲と同じく「ラクトガール ~少女密室」のアレンジですが、あまねの歌う可愛くポップな仕上がりで「うーーーーっ パチュリー」が印象的ですね。バンド演奏でリアレンジされており、初出の打ち込みアレンジよりもキレが増しています。
 「としょかんのおと」は「ヴワル魔法図書館」と「珍客」の混合アレンジ。ジャジーで落ち着いた演奏をバックにしっとり歌うあまねの歌は、オペラとかミュージカルのような雰囲気。じっくり聴かせますが、後半はテンポアップします。
 そして名曲(迷曲?)、「Help me, ERINNNNNN!!」。「竹取飛翔 ~ Lunatic Princess」という名曲に「( ゚∀゚)o彡°えーりん!えーりん!」の超強烈なイメージを植え付けてしまった本楽曲は罪深くて、でも大好きな1曲です。笑 冒頭「drizzly rain」の合いの手を混ぜたり、ノリの良い野太いコーラスは楽曲のインパクトを増すのに貢献していますね。途中バンドメンバー紹介も兼ねていてライブ感があります。
 続く「最終鬼畜一部声」は「U.N.オーエンは彼女なのか?」のアレンジ。ビートまりおのアグレッシブな「テッテッテッテッ…」のシャウトだけで主旋律を奏でるという意欲的な楽曲ですが、メタリックなバンド演奏も相まって結構カッコ良いです。
 「レトロスペクティブ京都」をアレンジした「Re: The title lies in … you.」は冒頭は哀愁に溢れていますが、途中からグルーヴを増してジャズフュージョンっぽい楽曲を展開。
 「ばか⑨すた」は『らき☆すた』の「もってけ!セーラーふく」に「おてんば恋娘」の要素を加えた混合アレンジ。原曲がインパクトがあるので、本アレンジも強烈です。アニメOPを意識したのか1分半ほどの1コーラスで終わります。
 「drizzly rain」はカラオケ音源をバックに石鹸屋のメンバーが歌うバージョンで、秀三の渋い語りの後にhellnianがメインで歌います。罰ゲームで歌わされているのか、hellnianのヤケクソな歌は音程外しまくりだし、途中麺をすすってるし笑、ボーナストラックに入っていそうなトラックです。
 ラスト曲「東方萃夢想 ~end of strong~」は「東方萃夢想」のアレンジ。切れ味のあるメタリックなギターがカッコ良いイントロを経て、郷愁を誘うノスタルジックな歌メロを展開します。

 手作り感があるというか、一部楽曲の学園祭的なノリが楽しいです。やはり「( ゚∀゚)o彡°えーりん!えーりん!」が強烈なインパクトですが、他にもインパクトのある楽曲が多いです。

Flowering ERINNNNNN!!
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