🇬🇧 The Jam (ザ・ジャム)

レビュー作品数: 1
  

スタジオ盤

In The City (イン・ザ・シティ)

1977年 1stアルバム

 ザ・ジャムはポール・ウェラー(Vo/Gt)、ブルース・フォクストン(B/Vo)、リック・バックラー(Dr)の3ピースロックバンドです。1977年にデビューし、1982年に解散しました。本国英国では絶大な人気を誇るバンドです。
 ザ・ジャムは、ザ・フー等のモッズに強い影響を受けていて、パンクというよりモッズのリバイバルというのが正しいのかもしれません。後にR&B色を強めることからポストパンク/ニューウェイヴに位置づけられることもありますが、多くの人がそう位置づけるように本サイトでもロンドンパンクにカテゴライズしました。

 ノリの良い「Art School」で幕を開けますが、そのサウンドから感じるのは洗練されたスタイリッシュ感。そもそもジャケット写真からして、小汚ない格好をした他のパンクバンドとはひと味違うクールな感じがしますね。ドラムがとてもカッコいい「Away From The Numbers」は歌メロも耳に残ります。いくつかカバー曲も披露していて、スタイリッシュなロックンロール曲「Slow Down」はビートルズもカバーした曲で、原曲は1958年にラリー・ウィリアムズが発表した楽曲。また「Batman Theme」はバットマンのテーマ曲をカバーした楽曲ですが、グルーヴィなサウンドがめちゃめちゃカッコいいです。表題曲「In The City」はブイブイ唸るベースと切れ味の鋭いギターがカッコよく、ドラムはタイトに刻みます。歌メロはシンプルに良い。「Takin’ My Love」の高速ロックンロール感も楽しいです。トータル32分、実にノリの良い作品です。

 粗削りな感じはあるものの、他のパンクバンドと比べても上手いと思います。スタイリッシュなパンクアルバムといった感じです。

In The City
The Jam
 
 
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