🇺🇸 Lez Zeppelin (レズ・ツェッペリン)

レビュー作品数: 1
  

スタジオ盤

Lez Zeppelin (LEZ ZEPPELIN)

2007年 1stアルバム

 レッド・ツェッペリンのトリビュートバンドで、メンバー全員女性というガールズバンド、その名もレズ・ツェッペリン。笑
リーダーのステフ・ペインズ(Gt)を中心に、サラ・マクレラン(Vo)、リサ・ブリガンティノ(B/Key)、ヘレン・デストロイ(Dr)の4人組でデビュー。更に『レッド・ツェッペリン II』を手掛けたエンジニア、エディ・クレイマーをプロデューサーに迎えるという徹底っぷりです。ジャケットアートは、レッド・ツェッペリンの立ち上げたスワンソング・レコードのレーベルアートのパロディですね。

 楽曲についての魅力は言うまでもありませんが、サラの色気溢れるボーカルは、ロバート・プラントの色気とはまた異なる魅力を醸し出しています。「Whole Lotta Love」では原曲でも色っぽさが滲み出ていますが、間奏部分は特にエロい。ボーカルだけでなくて、ステフのギタープレイやリサのボーカルの再現度も凄くて、女性だからと言って侮れない再現度が高い魅力的な演奏を聴かせてくれます。次曲「The Ocean」では、ヘレンによる女性とは思えないパワフルなドラミングが強烈。そして原曲も色気溢れる楽曲ですが、セクシーさと力強さを合わせ持ったサラのボーカルがとても魅力的な「Since I’ve Been Loving You」も良いですね。「Rock And Roll」では所々吐息が漏れるところとか素敵。原曲のノリの良さを再現した「Communication Breakdown」も爽快。そしてラスト曲「Kashmir」は原曲が最高級の出来ですが、原曲に負けない迫力を見せてくれます。
 そして彼女らの凄さを感じさせるのはインストゥルメンタル曲の「On The Rocks」と「Winter Sun」の2曲。まるでレッド・ツェッペリンの原曲にこんな楽曲があったかと錯覚させるような、非常にレッド・ツェッペリンいっぽい「オリジナル曲」なのです。「On The Rocks」は『フィジカル・グラフィティ』あたりに、「Winter Sun」は『レッド・ツェッペリン III』あたりに入っていそうな楽曲です。

 日本盤にはボーナストラックとして「Immigrant Song」と「The Rain Song」のライブ楽曲が付属。基本的にボートラは好まないのですが、こちらは元々アルバムの流れよりも聴ける楽曲数が多いことに価値があるので、ボートラ付日本盤がおすすめです。

 音質の良さもあって、レッド・ツェッペリンで取っつきにくさを感じた人は、この1作から入っても良いかもしれませんね。笑 トリビュートバンドですが、個人的には聴く頻度もかなり多いお気に入りの1品です。

Lez Zeppelin
Lez Zeppelin
 
 

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