名盤100選

名盤61〜70枚目

     
UI-70 (ユーアイ ナナジュウ) | 妖蝶乱舞 ~Deadly Dancing Butterfly~
       
Led Zeppelin (レッド・ツェッペリン) | Mothership (マザーシップ)
   
the brilliant green (ザ・ブリリアント・グリーン) | complete single collection '97-'08
 

名盤71〜80枚目

相対性理論 (そうたいせいりろん) | シフォン主義
2008年 1stアルバム

 スミスに影響を受けた骨太なバンド演奏に、歌謡曲のような古びたキーワードを散りばめた語感重視のナンセンスな歌詞、それをやる気のないアニメ声のやくしまるえつこが歌うことにより、恐ろしいほどの中毒性を生み出しています。素人感満載なのに、未完成な感じがまた虜になるんです。僅か5曲という短さも、繰り返しリピート再生したくなる一因ですね。


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AQUARIA MUSICS (アクアリア ミュージックス) | 恐怖の幻想改革 - genso salad surgery
2008年 1stアルバム

AQUARIA MUSICS『恐怖の幻想改革 - genso salad surgery』 『東方紅魔郷』のプログレアレンジ。40分近い大作「組曲紅魔館」が圧巻で、目まぐるしいリズムチェンジで紅魔郷のキャラクターを表すメロディが入れ替わり立ち代わり、物語の場面が想像できます(更にジャケットにはご本人作のコミック付という嬉しい配慮が)。フルートやメロトロン、ヴァイオリンといった楽器使いに往年のプログレバンドを感じさせます。ハイクオリティな演奏に、紅魔郷のメロディをうまく馴染ませた傑作です。


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Liz Triangle (リズ トライアングル) | B1
 
相対性理論 (そうたいせいりろん) | シンクロニシティーン
2010年 3rdアルバム

 ビート感が強まり、ニューウェイヴ色が増しました。中毒性の高さは相変わらずで、パラレル パラレル…と連呼して耳に残る「ミス・パラレルワールド」や、ひねくれポップな「ペペロンチーノ・キャンディ」など名曲揃い。演奏は洗練されましたが相変わらずヘタウマなボーカルも、中毒性の高さに結び付いています。


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AC/DC | Iron Man 2 (アイアンマン2)
2010年 サウンドトラック

 アイアンマン2のサウンドトラックですが、実質的にAC/DC初のベスト盤。ボン・スコット時代とブライアン・ジョンソン時代から満遍なく名曲がセレクトされていて、それでいて「偉大なるマンネリズム」とも評される似通った楽曲スタイルのおかげで、時代が大きく離れた楽曲が並んでいてもさほど違和感なく聴けるのもGood。


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GARNET CROW (ガーネット・クロウ) | parallel universe
2010年 8thアルバム

 「アオゾラ カナタ」をはじめ青空がよく似合う晴れやかな楽曲が多くて、外出のお供に最適。それでいて深く沈んでいく「The Crack Up」やダウナーな「strangers」など終盤はきっちり締めてくれます。名曲の数も『SPARKLE ~筋書き通りのスカイブルー~』に次いで多いかな。体感ですが、2010年代を通して私が一番多く再生した作品がたぶん本作で、深い愛着があります。


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